子育て優先で仕事ができる環境に感謝

2年前に子どもが生まれて、現在は9時から5時までの時短勤務にしてもらっています。これまでこのような形態で働く人がいなかったため、職場復帰する際には会社と話し合って、働き方を一緒に決めていきました。「これから子育てをしながら働きたいという社員のモデルとして、頑張ってほしい」という社長の言葉は嬉しかったです。

退社後にはすぐにお迎えにいかなければならないので、残業はできません。また子どもの体調不良時など保育園から呼び出しがあった場合には、すぐに仕事を離れなければなりません。

そんなときでも、業務内容の伝達をしっかりすることで、周りの仲間たちがサポートしてくれます。子育て中はいつ、何が起こるかわからないので、子どものことを最優先で臨機応変に対応できる今の環境には本当に感謝しています。

もちろん私もそれに甘んずることなく、限られた時間を有効に活用しながら、もっともっと会社の発展に貢献していきたいです。個人としても、会社が用意してくれている研修システムなども利用して、さらに上の資格も狙っていきたいなと考えています。

「自分の頭で考えて行動する」ことの大切さ

自分がこの会社に入って求められているのは、まずは一人のSEとして、お客様にシステムの設計や構築を高いレベルで提供していくこと。それにより、ジェネシスが得意とする社会インフラの分野で、縁の下の力持ちとして世の中の発展に貢献していきたいと考えています。

さらにはこれまで30年以上培ってきたSEとしてのスキルやマインドを、後進たちに伝えていくのも大きな役割だと思います。私がSEとしてもっとも大切なことだと思うのは「自分の頭で考えて行動する」という姿勢です。他から与えられたことを鵜呑みにするのではなく、それをさらに発展させるためにはどうすればよいのかを試行錯誤すること。

そのためにSEは、自分だけの狭い見識にとらわれるのではなく、他の人たちとどんどん積極的にコミュニケーションを図りながら、新しい観点を身につけていくことが重要です。もちろん中には他の人との関わりが苦手な人もいると思います。でもSEはお客様や仲間との円滑な関係なくしては成立しない仕事。自分の殻から飛び出す積極性を持たなければなりません。若いスタッフには技術の伝達だけではなく、そんな精神面でのサポートも行っていけたらと考えています。